問診票ドットコムでは、頭痛の問診票のテンプレートをPDF, Wordファイルで無料ダウンロードできます。ダウンロードボタンは記事の末尾にあります。
また、問診作成のポイントを記載していますので合わせてご覧ください。
頭痛の問診票テンプレート
作り方のポイント
OPQRST法に沿って痛みの質問
まずは痛みのOPQRSTをチェックしています。
Onset(発症様式)に関しては、突然発症と急性発症に下記のように但し書きをつけて患者さんにとっても選びやすいようにしています。
・突然発症:それまで頭痛がなかったのに、ある瞬間を境にいきなり頭痛が出始めた
・急性発症:数分で頭痛がピークに達した
・緩徐発症:気がついたら頭痛が出ていた。
痛みの程度を具体的に質問
VASスケールで痛みの程度を10段階で質問しても良いと思いますが、今回は4段階で患者さんが想起しやすい形で質問しています。
・人生最大の痛み
・人生最大ではないが、我慢できない程度
・我慢できる程度
・違和感程度
関連症状で疾患をスクリーニング
メルプでは、患者さんが選択した症状を陽性症状として、選択しなかった症状を陰性症状として自動表示することができます。
・発熱・意識障害・項部硬直・嘔気嘔吐→髄膜炎
・発熱のみ→急性熱性疾患に伴う頭痛
・首こり・肩こり→緊張性頭痛
・四肢の痺れ・複視・構音障害→脳出血・脳の占拠性病変(膿瘍・血腫・腫瘍など)
・眼痛・視力障害→緑内障
・嘔気嘔吐・光過敏・音過敏→片頭痛
など、鑑別疾患をスクリーニングする関連症状を選択肢で表示しています。
患者さんにとって平易な用語で表示
・拍動性頭痛→ズキズキとした痛み
・神経痛→ビリっと電気が走るような痛み
・項部硬直→首の後ろに痛みを感じ、首が曲げられない
・光過敏→光をまぶしく感じる
・音過敏→音が気になる・音が頭に響く
など患者さんにとっても理解しやすい用語に置き換えて表示しています。
メルプWEB問診を使うと…
特定の回答に応じて分岐して質問を表示可能
患者さんはチャット形式でWEBサイトで問診に回答します。特定の回答に紐づいて次の関連する質問が表示されますので、従来の紙問診の時のように、A4 1枚におさめようとしてスペースを考えながら作成する必要はありません。
回答内容は自動で医療用語に変換
患者さんが記入した問診内容は裏側で自動で医療用語に変換されカルテのフォーマットで医師側に表示されます。
問診内容をワンクリックで全ての電子カルテに連携
メルプでは、クラウド型、オンプレミス型の全ての電子カルテに問診結果をワンクリックで飛ばすことができます。院内のネットにしかつながっていない場合でも可能です
頭痛のWEB問診を体験する
こちらのリンクをクリックします。
・「患者として問診に回答してみる」ボタンをクリックして、患者役として体験できます。実際に最後まで回答可能です。
・「問診ツリーを見る」ボタンをクリックして、頭痛の問診ツリーを閲覧できます(編集は不可)。
頭痛の問診票のテンプレートをダウンロード
頭痛の問診票のテンプレートを下記ボタンからダウンロードできます。
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