問診票ドットコムでは、嘔気嘔吐の問診票のテンプレートをPDF, Wordファイルで無料ダウンロードできます。ダウンロードボタンは記事の末尾にあります。
また、問診作成のポイントを記載していますので合わせてご覧ください。
嘔気嘔吐の問診票テンプレート
作り方のポイント
嘔吐回数・吐物の性状を質問
嘔吐の回数を質問することで症状の重症度を、また吐物の性状を質問することで、消化管出血が示唆されるか否か、どの部位からの嘔吐なのかをスクリーニングしています。
生もの摂取歴・周囲の同症状を質問
急性の嘔気・嘔吐で最も多いのは急性胃腸炎(ロタウイルス、アデノウイルス、ノロウイルス)、食中毒(黄色ブドウ球菌、セレウス菌、サルモネラ、カンピロバクター)です。
食事内容や周りに同症状の人がいないか、熱、下痢、軽い腹痛といった病歴を質問しています。
シェーマを用意して部位を選択
メルプでは質問に画像を載せることができます(詳細はこちら)ので、嘔気の関連症状である腹痛に関して、シェーマを掲載して部位に番号をふり選択肢を用意しています。
関連症状で疾患をスクリーニング
メルプでは、患者さんが選択した症状を陽性症状として、選択しなかった症状を陰性症状として自動表示することができます。
・熱・腹痛→急性胃腸炎、食中毒、イレウス、虫垂炎
・頭痛・意識障害→片頭痛・頭蓋内出血・髄膜炎・脳腫瘍
・めまい→小脳梗塞・出血・BPPV
など、鑑別疾患をスクリーニングする関連症状を選択肢で表示しています。
患者さんにとって平易な用語で表示
・悪寒戦慄→毛布をかぶっても全身の震えが止まらない
・意識障害→意識が朦朧とする
・黒色吐物→コーヒーの残りカスのような液体
など患者さんにとっても理解しやすい用語に置き換えて表示しています。
メルプWEB問診を使うと…
特定の回答に応じて分岐して質問を表示可能
患者さんはチャット形式でWEBサイトで問診に回答します。特定の回答に紐づいて次の関連する質問が表示されますので、従来の紙問診の時のように、A4 1枚におさめようとしてスペースを考えながら作成する必要はありません。
回答内容は自動で医療用語に変換
患者さんが記入した問診内容は裏側で自動で医療用語に変換されカルテのフォーマットで医師側に表示されます。
問診内容をワンクリックで全ての電子カルテに連携
メルプでは、クラウド型、オンプレミス型の全ての電子カルテに問診結果をワンクリックで飛ばすことができます。院内のネットにしかつながっていない場合でも可能です
嘔気嘔吐のWEB問診を体験する
こちらのリンクをクリックします。
・「患者として問診に回答してみる」ボタンをクリックして、患者役として体験できます。実際に最後まで回答可能です。
・「問診ツリーを見る」ボタンをクリックして、腹痛の問診ツリーを閲覧できます(編集は不可)。
嘔気嘔吐の問診票のテンプレートをダウンロード
嘔気嘔吐の問診票のテンプレートを下記ボタンからダウンロードできます。
Wordファイルの方は無料会員登録が必要です。メルプWEB問診のロゴを消したり、問診を修正して自分好みにアレンジすることができますので、ぜひダウンロードして、ご活用ください。