【事例】内科の問診票一覧

【事例】樹のはなクリニックのWEB問診票Part2:介護のサービスの利用状況やADLなども聞く物忘れ外来の問診

  • Pocket
kinohana-clinic-hp

吉永
次に、診察希望の部分を見てみましょう。

来院目的でさらに分かれていまして、面白いなと思ったのは、内科も全身の症状で来られると思いますが、まず部位で分けていますね。

高齢の方は膀胱の症状で来られている方も多いと思うので敢えて分けているのかなと思ったりしました。

kinohana-monshin12

kinohana-monshin13


三原
「あてはまる症状を選択してください」以下は選択肢のみなので、質問はそこまで多くないですね。

吉永
そうですね。ご高齢の方が多いことに配慮されているのかもしれないですね。
体重だけ分けていたりするのも面白いですね。体重だけについてというのは、あまりないですね。

腎臓や心不全などで体重が増えることがあるので、そういう意図かもしれません。

kinohana-monshin14

次に、禁煙外来で特徴的なところを見ていきたいと思います。

年齢で分けていまして、初めて吸ったときの年齢やその時の気持ちなど、診察の時に詳しく聞く医者なら聞くという感じですね。
なかなか問診でここまで落とし込んでいるのはないですね。

kinohana-monshin15


三原
細かいですね、きっかけまで書いてあるんだ。


吉永
購入場所まで聞くのは細かいなという印象ですね。あとは銘柄ですね。
かなり細かく聞いていますね。

kinohana-monshin17


三原
実際禁煙外来ってこのくらい聞くようなフォーマットがあるんですか?

それとも多いほうですか?

吉永
雛形の問診の倍くらいあるかなという印象ですね。

絶対全部聞かなければいけないという訳ではないので、1日何本くらい吸っていたか、いつから何年間吸っていたかを聞いて年数×1日の煙草の本数で見る重症度を聞くのと、禁煙しようと思ったきっかけやTDSというフォーマットは聞くと思います。

禁煙意欲は診察中に口頭で聞きますが、カルテに残しているかは医者次第なので、事前に問診で聞いているというのは積極的だなという印象です。

やめたい気持ちは何%くらい自信があるかどうかなどまでは、私も診察時に数字で聞いたことはないです。

kinohana-monshin16


三原
先日の糖尿病の時もそうですが、生活習慣を変えなければいけないことに対して踏み込んでいるという印象がありますね。

薬を出して終わりではなくて、生活習慣まで踏み込んで治療をしていこうという姿勢が伝わるのでいい問診だと思います。


吉永
禁煙外来をやるだけでしたら、患者さんの通院回数も3か月で5回で出す薬も決まっています。

その通りやるだけでなく、さらに介入して禁煙してもらったほうが良いと思うので細かく動機なども聞いています。

三原
本当に禁煙をしようと思っているかという覚悟を聞かれている気がしますね。

この問診を受けていったらきちんと向き合わなければいけない気がするので、良い問題提起をしていただいている感じがします。


吉永
禁煙外来の場合、今までに何度かトライしたことがある方もいらっしゃるので、喫煙したい気持ちに対してどのような代替手段を行ったかを聞いています。


三原
良い意味で細かいですね。治すぞという覚悟を感じます。


吉永
朝起きて一本目を吸うまでの時間なども聞いています。


三原
素晴らしいですね、問診って定型的なものではないんだなと思いますね。
カスタムの仕方で姿勢が分けられるような気がするので、この先生は少なくとも倍くらい聞いていると思います。


吉永
次ですね、物忘れ外来について。

認知症と、予備軍も含めだと思いますが、ご高齢の方の場合、家族が付き添って来られる方も多いと思うので記入される方を聞いています。

面白いところで言うと、何かあった時にすぐに身に来れるかを聞く家族構成や介護保険申請をしているかどうか、さらにうけているサービスやデイサービスの曜日など、成人外来では聞かないような質問も聞いています。

kinohana-monshin18

 

三原
これから機会が増えてくるので、参考にしていただきたい内容ではありますよね。

地域密着であればあるほど増えますよね。


吉永
あとは、車いすや杖を利用されているかどうか、どのくらい歩けるのかを聞いていますし、ADLやIADLと呼ばれる生活の自立度を聞いていますね。

物忘れ外来は基本的にMRIなどの精密検査を希望するかを聞いています。


三原
精密検査をしたほうが対処しやすいんですか?

それとも物忘れ自体は加齢とともに起こるものなんですかね?


吉永
認知症にもいくつか種類がありまして、MRIである程度分かる場合がありますが、どちらかというとご家族の希望が強いと思います。そこに寄り添っている気がします。

認知症と診断された場合は保険のグレードが上がる場合がありますので、聞いています。

認知症になると1人での生活が厳しかったり、危ないことが多いのでヘルパーさんを充実させてほしいなど家族の希望があると思います。

kinohana-monshin19
三原
私が当人だとすれば、物忘れが激しいけれど介護対象だと認識しづらいと思うので、対面で聞いてショックを受けるよりはここで聞いておいてもらったほうがいい気がします。


吉永
他にも作成されているのでまだまだあると思いますが、まとめに入りたいと思います。

何と言っても訪問診療でここまでメルプを活用されている先生は初めてでしたので、紹介させていただきました。

インフルエンザ以外の予防接種にも問診を幅広く作成されているところや、禁煙外来で行動変容も重要ですので、そこを聞くような詳しい問診、物忘れ外来で特に高齢者向けに介護のサービスの利用状況やADLなどを聞いているのが特徴的だと思いました。


三原
いずれも本質的な聞き方をされていて良かったです。

我々のテンプレートにはない、診察を重ねられた方の問診という印象ですね。

逆に先生が作成された問診をこちらで切り出して往診用のテンプレートとして作らせていただきたいですね。

この問診をした後に診断を出来る先生も、深くされていないとできないですよね。

今回は樹のはなクリニックについてみていきました。


吉永
本日はありがとうございました!

 

Youtubeでも問診解説を掲載していますので、是非ご覧ください。

樹のはなクリニックのWEB問診を体験する

こちらのリンクをクリックします。
・「患者として問診に回答してみる」ボタンをクリックして、患者役として体験できます。実際に最後まで回答可能です。問診結果は錦糸町内科ハートには送られませんのでご安心ください。
・「問診ツリーを見る」ボタンをクリックして、樹のはなクリニックが作成している問診ツリーを閲覧できます(編集は不可)。

kinohana-monshin1

 

 

内科の問診票のテンプレートをダウンロード

内科の問診票のテンプレートを下記ボタンからダウンロードできます。
Wordファイルの方は無料会員登録が必要です。
ぜひダウンロードして、ご活用ください。

内科問診票サムネイル

“内科問診票テンプレートPDF” をダウンロード 内科問診票テンプレート.pdf – 138 回のダウンロード – 51 KB

“内科問診票テンプレートWordファイル” をダウンロード 内科問診票テンプレート.docx – 41 回のダウンロード – 8 KB

  • Pocket